地域との連携をテーマにフォーラム 松山・愛媛大
企業や自治体などと連携して研究を行っている愛媛大社会連携推進機構の活動をテーマにしたフォーラムが18日、愛媛県松山市文京町の同大であった。自治体や企業の関係者ら約300人が講演などを通して、産業や文化振興に向けた産官学の連携などについて理解を深めた。
「西条市の地域産業活性化と愛媛大学との連携」と題し、同市の越智三義産業経済部長が講演。同大が2016年7月に開設した地域協働センター西条との連携事例を紹介した。ものづくり産業が活発な新居浜、西条両市の人材確保につなげようと、学生向け企業見学会などを協力して実施しているとし、「地域経済を活性化するには継続性が必要。10年後20年後まで見据えた人材育成が課題」と述べた。